現代アートシーンの風雲児がふたたび岡本太郎記念館をジャックします。
太郎のエロティスムは、甘い、ムード的な愛ではない。のけぞる女、激しく迫る男。その男自身も引き裂かれている。緊張、痛苦なしに歓びはない。そう言っているようだ。
岡本太郎 ─ 母、誰でも岡本かの子を思い浮べるだろう。実際、芸術家・岡本太郎の形成にとって、母・かの子の存在は大きい。激しくて、純粋で、ひたむき。あまりにも良く似た親子である。
今回展示するトランプの原画は、岡本太郎といえば激しく強烈な大作、というイメージからは、きっと意外に思われるでしょう。1977年、ベルギーのカード 専門の制作会社でオリジナル美術トランプが作られました。
1956年、丸の内の旧東京都庁舎を飾った陶板壁画11面は、庁舎取り壊しとともに姿を消しました。今回、50号大の原画と共に、同じ大きさの石膏板の原型を展示致します。
アトリエ・客間・庭園は生前のまま、ひょっこり岡本太郎が現れそうなパワーあふれる空間です。
アトリエ・客間・庭園は岡本太郎生前の姿を出来る限り忠実に残しております。林立する彫刻やモニュメント原型、芸術的家具などエネルギ-あふれる爆発空間でTAROと出会って下さい。